家族に通帳を盗られるといった、物盗られ妄想がひどい患者さんがいますが、物盗られ妄想は、いつまでも続くのですか?
物忘れ以外で発病する認知症もありますか?
薬の服用以外に、特に指導すべきことはなんですが?
塩酸ドネペジル(商品名:アリセプト)の効果について、どのように説明すれば、患者・家族が理解、納得しやすいですか?
塩酸ドネペジル(商品名:アリセプト)を10mgに増量するタイミングはいつですか?
認知症患者さんに、使用しないほうがよい薬はありますか?
初期の鑑別診断には、MRIや脳血流SPECTが必要といわれますが、費用はいくらくらいですか?
脳血流SPECTの実施を検討するのは、どんな時ですが?
入院治療が必要な場合は、どんな時ですか?
まず第一は、せん妄が合併した時です。昼夜の逆転や、脱水症、鎮痛剤や睡眠導入剤の使用などから、せん妄を併発し、急速に幻覚・妄想や興奮が増悪した場合は、入院治療で、せん妄の治療をすることが必要です。 物盗られ妄想や、しっと妄想などが主介護者に向き、攻撃性や易怒性が高まっている時は、入院治療で、介護者と患者さんの距離を離すことで、落ち着くことも多いです。